

いま、私たちは元気に働いていますので、年をとったときのことはつい忘れがちです。
しかし、セカンドライフは確実にやってきて、しかもそれは意外に早く訪れるものです。
日本人の平均寿命は急速に伸び、世界でも1、2をあらそう長寿国になりました。それだけセカンドライフが長くなったわけです。同時に核家族化も進み、セカンドライフは夫婦2人だけで暮らすことも多くなっています。
退職後には20年近い第二の人生が待っています。それを夫婦2人で明るく、健康に過ごすには、若いうちから“備え”をしておきたいものです。しかし、結婚・子育て・マイホームと、私たちの生活は決して楽ではありません。
そこで、働く人たちがお互いに協力して保険料を出し合い、それを会社と国が援助して、セカンドライフを安心して過ごせるようにしようというのが年金制度なのです。
■年金はこのようにライフシーンに関わっています
 |
●正社員は国民年金・厚生年金・シロキ工業企業年金基金に加入。
保険料を私たちと会社で負担します。
※基金分の掛金は、会社が全額負担します。
|
 |
|
●被扶養配偶者は第3号被保険者に。
配偶者が健康保険の被扶養者となった場合、国民年金の第3号被保険者となり、夫(妻)の保険料から国民年金の保険料が支払われます。
|
 |
 |
●厚生年金加入者が産前産後休業・育児休業を申し出た場合は、保険料免除が受けられます。
※育児休業期間中は、雇用保険の育児休業給付金を受け取れます。
|
 |
 |
●基金の会員制リゾートホテルが利用できます。
|
 |
 |
●障害者となったとき
- 国民年金から障害基礎年金
- 厚生年金から障害厚生年金
- 軽いときは障害手当金
- 基金から障害給付金
(基金加入者のみ)
|
●加入者が亡くなったとき
- 国民年金から遺族基礎年金
- 厚生年金から遺族厚生年金
- 基金から遺族給付金
(基金加入者のみ)
|
 |
 |
●基金の老齢給付金の請求手続き(裁定請求)をします。
●国の年金の請求手続き(裁定請求)をします。
|
 |
|
●60〜64歳
- 厚生年金から生年月日に応じ報酬比例部分相当
または特別支給の老齢厚生年金
- 基金から老齢給付金
●65歳から
- 国民年金から老齢基礎年金
- 厚生年金から老齢厚生年金
- 基金から引き続き老齢給付金
|
 |
 |
●再就職した場合は、厚生年金・国民年金の加入期間は通算されます。
●自営業等の場合は、60歳まで国民年金に加入(保険料はご自身で納めます)。
●基金の加入者が3年以上10年未満あるいは10年以上20年未満かつ60歳未満で退職した場合、年金原資の取り扱いを決定します。
|
|